しいたけ栽培について

鳥取県日南町で育んだしいたけのおいしさ

栽培

小倉原山のある鳥取県日野郡日南町は鳥取県の南西端に位置し、西は島根県、南は広島県、東は岡山県に隣接する、標高280~600mの山里で、町内の90%が森林地帯です。夏の平均気温は23℃、冷涼で過ごしやすい半面、冬は1m以上の積雪があり氷点下15℃になることもあります。標高が高い土地条件から、昼夜の寒暖差がとても大きく、この寒暖差が平地の農作物と一味異なった旨みをもたらします。

山の奥深くにある一級河川日野川の源流から湧き出る美しく美味しい水は、しいたけの栽培においても自然の恵みを与えてくれます。

豊かな清水と、中国山地の肥沃な土壌環境に育まれた山里のしいたけの美味しさは格別です。

原木栽培へのこだわり

しいたけの栽培方法には大きく分けて菌床栽培と原木栽培の2種類があります。小倉山農園では日南町産の自家原木を使用した原木栽培を行っています。

しいたけの原木栽培は、現在の生活様式の変化や宅地開発、林業従事者の高齢化などにより放置され、荒廃した里山の保全にも繋がるとされています。

菌床栽培は現在のしいたけ消費量の9割以上を占めると言われます(中国産を含む)。

一方、重労働で自然環境に左右されやすい原木栽培は、年々生産量は減少、後継者もほとんどいないという状態です。

また中国産の菌床しいたけの流入によって、菌床と原木は価格的にも大差がなくなり、益々原木しいたけの生産者は減少しています。

そんな中でも小倉山農園が、原木栽培にこだわる理由は“おいしいから”のただ一つです。

多くは語りません。しいたけの違いをぜひ感じてみて下さい。

“いいものを作れば間違いない”このコンセプトの下、しいたけ栽培を続けて参ります。

種菌の種類

小倉山農園が使用しているしいたけの種菌は、種駒と形成菌です。この種菌を原木に手作業で植え付けます。

また、しいたけロボットではオガ菌の植え付け作業を行い、生産の省力化を図っております。

しいたけロボットについて詳しくはこちら⇒

形成菌 種駒

発生をはじめた原木しいたけ発生をはじめた原木しいたけ

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